理由がある、ということ
仕事を持つことの利点は、何かと行動の理由が出てくるということです。
「早起きする。」「スキルを上げる。」「人間関係を大事にする。」「休日を楽しむ。」
多様な効果がありよくできたシステムです。
行動は理由があると安定します。「お腹が空いた。→ラーメンを食べに外出。」「貧しい→お金を稼ぐ。」「馬鹿にされたくない→マッチョになる、美人になる、勉強がんばる…。」
お金がなくて子だくさんだったりすると、心身共に健康で、負担が過剰すぎなければ、頑張る理由が出てきてかなり活力は高まると思う。
「家族においしいものを食べさせてあげたい。」「子供を学校に行かせてあげたい。」「少し広い家に住みたい。」「家族で食事をするのが楽しい。今の暮らしを大事にしたい。」「買い物や旅行に行く車を持ちたい。」
バリバリやる気が出てきます。
岡本太郎記念館に行ってきました。立体作品が楽しかったです。
でも…わざわざ貧しく、子だくさんになる必要もないですよね。
定年後に「することもないので仕事しています」という人がいますが、案外、仕事以外に行動の理由を見つけるのはむずかしいのかもしれません。
仕事は窮屈だったり支配的だったりするのですが行動の枠組みをわかりやすく提供してくれます。
仕事以外の行動のまとまりには、遊び、ボランティア、家族生活と家事、地域共同体の活動、信仰生活、学生生活などがありますが…
…多様な領域を出入りしながら、自分自身のあるじとして、活動的に自由に人生を楽しみたいものです。